魔人との対決

ついに一言いってやった。今朝はあきらかに酒が残っていて、機嫌があまりよくなかった。駅のホームに立っている奴を見つけた。まず彼がいつもやるように目の前をスレスレに通るが反応はない。奴は例によって席に座ると通路に足を投げ出している。蹴飛ばしてみようか。ついうっかりのフリをして踏んづけてやろうか。さすがにそれは思いとどまった。

駅で降りて、奴の後ろをついていった。エスカレーターの右側を歩いて上っていく。例のごとく左側に立っている人にかすっている。改札をでて数歩歩いたところで、50歳くらいのおばさんが前から早足でやってきた。奴の右半身にぶつかり、よろめくおばさん。ヤツは何事も無かったかのように平然と歩いている。俺は我慢できなくなって、早足でヤツにおいつき、後ろから右肩を押した。

「人にぶつかったら謝れよ」と言うとヤツはびっくりしていた。サングラスの奥の目はなんだか焦点が定まっていないようでもある。私もヤツの視覚になんらかの障害があるのではという疑いはずっと持っていたのだが、携帯を見ているところも目撃しているし、人がいてもよけるときはよけるから、目は見えているのだ。ごにょごにょと、「何言ってんの」「ぶつかってないよ」などと言っている。

ぶつかってない?私が予想していたのはうるせえなこの野郎というような逆ギレパターンだったが、まさかのしらばっくれだった。そのままヤツを追い越して歩きながら思ったのだが、ヤツは多分俺がヤツにぶつかって文句を言っていると誤解したようだ。他人がぶつかったことについて怒られるなんてことは考えられないのだろうか。奴がぶつかってないと言い張るので、よっぽど「病院いって来い」といいそうになったが、それはやめた。濃いサングラスの奥の目を見ると、やはり視覚になんらかの障害があるようだ。まず目が悪いんですかくらい聞いてからでもよかったかなとも思った。でも、たとえ視覚に障害があったとしても、人にぶつかったときの態度には問題がある。視覚に障害があってもあんなぶつかり方をしたら気づかないわけが無い。電車の席に座っている態度については視覚はまったく関係ない。まあ、俺が言わなかったらそのうちヤクザかなんかにぶつかって殺されてただろう。ヤツも多分今まであんなこと言われたこと無かったと思う。これからは少しは気をつけるだろう。

2018年年末の体調

尿検査でクラミジアと淋病は陰性 のどの検査も陰性 血液検査で梅毒は陰性 結局何にも感染していなかった。 医者は、前立腺炎ではないかという。 その場合抗生物質を長めに飲む必要があるということで、 さらに1週間分飲んだ。 尿道の軽い痛みはほとんどなくなったが、 ま...