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2008年12月11日木曜日

血液型による性格分類の正体


血液型による性格分類には根拠がないと否定する人は少なくなく、そういう人たちはたいてい、「どんな性格でもそうだといわれると自分に当てはまると思い込んでしまう」のだというが、それだけでは説明がつかない。多分、血液型による性格の分類は以下のように認識されているだろう。

A:まじめ、几帳面、おとなしい、内向的
B:マイペース、わがまま、外交的
O:優柔不断、おっとりしている、八方美人
AB:二重人格、変人

不思議なのは、どうしてこのような性格分類を皆が共有しているのか、ということである。「どんな性格でもそうだといわれると自分のことだと思い込んでしまう」というだけの理由であれば、B型が二重人格になってもよいし、A型がマイペースになってもよいはずである。しかし、それはまずありえない。私の考えもこの分類に根拠が無いという点では同じなのだが、さらに、上記の4つの性格分類が絶妙であったのだ、と考えている。4つに性格をわければなんでもよい、というものではないのだ。

この性格の分類は、血液型のアルファベットから連想されるイメージによると考えられる。「A」は最初のアルファベットで、いかにも標準的な普通のイメージがある。そして「B」はその反対で、特殊なイメージ。「O」はどっちでもない、ちょっと色が薄いようなイメージ。視覚的に「ゼロ」にも見える。「AB」は二つの要素が混合している。

アルファベットから受けるイメージから連想されやすい性格分類。これが、人が自分の性格だと受け入れてしまうもうひとつの理由である。

同じことは六星占術を始めとする性格分類などにもあてはまる。その分類方法が絶妙であるときに、それは人々に信じられる。ある種の催眠術である。だからといって、私はそれらが有害であるとは思わない。むしろ、人はそうやって分類されることで、自分の長所短所に気をつけて節度ある行動をする。そういうメリットがあると思っている。だから私はこのような「占い」を迷信だといってムキになって否定することもしないのである。