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2011年11月10日木曜日

リテラシー

私が以前仕事をしていた有名企業の人。
その人はいい人なのだが、バカだった。

特に、人の話やメールを理解する能力が低かった。
私が呆れたのは、私が書いたメールの「Aではないかと思います」という文章を、「Aではない」と理解したことである。
もちろん、私が言いたかったのは「おそらくAである」ということである。

確かに、「ないかと思う」という表現は回りくどいと言うか、ビジネスでは好ましくない言い回しかもしれないが、
だからといってこの表現を否定だと受け取るのはどうかしている。

もちろんわたしはその一文の後に、それが「Aである」と考える根拠をずらずらと書いたのである。
彼はそれを読まず、最初の「Aではないかと思います」を読んだだけで、「Aじゃないのね、ハイわかった。」
で終わってしまったのだ。

その人はメールを読まない人であった。
せっかくメールで書いたことも、ミーティングで全く同じ内容を復唱するようなことを何度もさせられた。
「忙しくて読めない」というのが理由のようであったが、捕まえて話をすることはもっと難しかった。

多分その人は小説なんか読まないだろうし、新聞も読んでいないだろう。
ITリテラシーとか、英語だとか、ビジネスマナーだとかの以前のハナシだ。

こんな日本語も読めない人は、その上に何も身につかないだろう。
その人は課長になる試験に何度も落ちて、結局一生課長になれないことになったそうだ。
当然だ。

私はその企業のことが仕事をする前から大嫌いだったのだが、内部事情を知って憎悪するまでになった。
なかなかつぶれないが、もう腐って溶けてしまいカタチがなくなってしまっているのかもしれない。