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2012年8月26日日曜日

無罪

これは別に目新しいことでもなんでもないが、
多くの人が忘れているかわかっていないと思うのであえて書く。

「無罪」というのは、ある人に罪がないことを言うのではない。
「罪があることを立証できない」というだけのことである。

「無罪」であることを証明するのに、その人がその罪を、たとえば殺人であれば人を殺していないことを証明する必要はない。
もちろん、それが証明できるなら無罪の証明にはなる。

だが、法律上、裁判である人がある事件について罪があるかないかを争うには、そこまでする必要はない。その人が人を殺したことが立証できない、つまり、その人が犯人だとする証拠が無力であることを証明しさえすればよいのである。

「自白は証拠にならない」ということは皆さんご存知であろう。
たとえば取調べで脅迫されたとか、誰かの身代わりに犯人になったとか、
そういうことがあり得るからである。


ですから、裁判で無罪判決が出たときに、「身の潔白が証明された」というのは間違いなのである。
裁判での無罪というのは、そこまでのものではないのである。