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2017年9月17日日曜日

ウザい奴

今職場にウザい奴がいる。

私は職場ではあまり感情を表に出さず、同僚でも上司でも部下でも客でも、好き嫌いを抱くことはないというか、そういう感情は抑えようと努力しているのだが、その人についてはどうも我慢がならない。

私はフリーで仕事をしており、ある会社にエージェントになってもらい、ある会社に常駐して仕事をしている。

もうこの職場に来て3年くらいになる。

そのウザい人は、最近やってきた。

そして、彼は私のエージェントである会社の社員で、以前同じ職場にいたことがある。そして彼はチームリーダーだったので、私の上司のような存在で、私に指導的なことさえしていた。

その頃は、別に彼をウザいとは思わなかった。

私は3年前にその職場を去り、今の職場に来た。

久しぶりにあった彼は、なんだか少し老けたように、疲れているように見えた。

私の知っている彼はもう少しエネルギッシュで明るかった。


彼が私と同じ職場に来るかもしれないという話は聞いていたのだが、

どうも彼の評判があまりよくないようだった。

というのは、彼は別の部署にいったん入ったのだが、3か月ほどしてこちらに異動のようなかたちになったのだ。

社員ではないから異動とはいわないが、そんなものである。

3か月というのはあまりに短い。

そしてそこで一緒に仕事をした人から、彼についてはあまりいい評価が聞かれなかった。


彼は出勤初日にマスクをしてきた。真夏である。

私は驚いて風邪をひいているのかときくとそうだと言ったのだが、彼はそれからずっと常にマスクをしている。

最近やたらとマスクをする人が増えているが、彼もその一人だ。


私は風邪もひいてないのにマスクをする人が嫌いだ。

私など、風邪を引いてもマスクをしないくらいだ。あんなもの気休めだ。


マスクをするのは、他人あるいは自分の口臭を気にしているのだろうかと思ったことがあるが、インターネットの何かの記事で、「マスクをすることはコミュニケーションを阻害する」というような話を読んだ。

彼はマスクをしているせいもあるし、以前にくらべて聞き取りにくい、活舌の悪いしゃべり方をするようになった。

そして、彼は唐突に質問してきたり自分の意見を言ってきたりする。

その時の表情が、なんだか無表情で、少し不気味だ。

話す内容は冗長で繰り返しや思い込みが多く、聞いていてイライラする。


そして、彼は馴れ馴れしい。

私は3年いる職場なのに年下にたいしてもほぼ敬語でおとなしく接しているのに、

彼は「上から目線」というか、しょせん正社員ではない「下請け」のクセに対等な立場に立とうとしていて、見ていてヒヤヒヤする。

案の定、何人かの社員と衝突し、仕事でも早速ミスを犯した。


どうも彼は、どこか体調が悪いのではないだろうか。

顔色が悪い。目に光がない。


私は彼は精神科に通って薬でも飲んでいるんじゃないだろうかと思っている。

私もその経験がある。

いわゆる「メンヘラ」である。


別にそれは悪いことではないが、いいことでもない。

私は精神科に通って薬を飲んだことで自分が治癒したという実感はない。

ただ、休んで回復したのだと思っている。

薬で治るなら、それは心の問題ではない。肉体の問題だ。



このウザい男はたぶんこの職場で長く続かないと思う。

彼についてはエージェントからよく話を聞くのだが、どうも最近パッとしないようである。

あちこちでミスを犯しているらしい。


話していてわかるのは、話がうわっつらで気分的で浅いということである。

これは、私が最近よく目にし嫌悪している「自分はできないのに人にやらせるエンジニア」の典型である。

30歳かそこらでベテランを気どり、自分で手を動かし足を使うことをやめてしまった勘違い管理者のなれの果てである。